溝入敬三コントラバス劇場

クラウス・フーバー追悼

 2017年10月13日(金)19時30分からのFMミゾテイは、スイス人作曲家クラウス・フーバーさんの追悼です。彼は世界の平和を心より願っていた作曲家。フーバーさんは、10月2日訪問先、イタリアのペルージャで亡くなったとのこと。92歳でした。黙祷。

 彼が、日本ドイツ文化センターの招聘で来日したのは、1989年でした。一緒に過ごさせて頂いた緊張感のある、またあたたかな数日を懐かしく思い出します。
 彼の立ち会いのもと溝入敬三リサイタル「神秘の空間」を開催しました。『回転する歌』、『Gを思い出せ』(コントラバス協奏曲)の日本初演他を演奏。今でも繋がりのある方々、或は既にお亡くなりになった方々、多くの皆様のご協力無しには実現は不可能な大イベントでした。
 写真は、雑誌『今日の音楽』表紙、掲載されたフーバーや演奏会についての記事など。

 最初は、その時の録音から、『回転する歌』の冒頭部分を、追悼の意味も込めて放送しようと思います。ハインリッヒ・ベル「都市の埋没」(ケルンの街が数分間の連合軍の爆撃で廃墟になったことを書いている)と、中世の神秘主義者ヒルデカルト・フォン・ビンゲンの詩と彼女の旋律が同時進行します。 
 語り手(テオフィル・マイヤー・ヴォルフェンスベルク)、コントラバスsolo、合唱、アンサンブルが広い空間に散らばっています。1989年10月19日 横浜新都市ホール 田中良和、辻正行指揮。

 そして、前代未聞のコントラバス協奏曲『Gを思い出せ』。Gは、ゴルゴタの丘、十字架、ゴータマ仏陀などを指す。超絶の様々な奏法のエチュードの意図もある。これも当日の録音から冒頭の数分をお聞き頂きます。指揮、田中良和。

 次に、PPMで1960年代にベトナム戦争に反対する反戦歌として歌われた古いフォークソング。『悲惨な戦争』

 続いて、加川良作詞作曲『教訓1』。加川良さんも今年お亡くなりになりました。(1947年11月21日 ー2017年4月5日、69歳)
 「教訓I」の歌詞は大阪・梅田の地下街で手売りされていたガリ版刷りの文集を参考に作られたという。歌詞の内容は発表から40年以上を経て発生した福島第一原子力発電所事故(2011年)や集団的自衛権の行使問題(2014年)に対してもあてはまると加川は考えており、そのため「歌うたんびに新曲だと思えるんです」とも語っている。(ウイキペディアより抜粋)

 戦争を避けるのが政治家の最も大切な仕事なのに、戦争で儲けようとするものが多過ぎる。この国は酷い曲がり角に来ている。

 最後に、Autumn Leaves「秋の葉」を、マイルス、キャノンボール・アダレイ、ハンク・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、アート・ブレイキー 1958年をアルバムSomethin’Else より聞きながら演奏会情報。

 レディオBINGO FM77.7MHz 金曜19:30~20:00『溝入敬三の音楽定食』、インターネットでは、レディオBINGOホームページから「サイマルラジオ」をクリックして頂ければ世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは、主婦にも人気の大戸綾加さん。どうぞお楽しみに。
インターネットはこちらから ⇒ http://fm777.co.jp/pc/html/simulradio.html

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by Keizo-MIZOIRI | 2017-10-11 16:04 | NEWZ
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