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溝入敬三コントラバス劇場

ポルトガルの四月

 2017/04/14FMミゾテイは『ポルトガルの四月』というテーマでやります。ちょうど冒険小説作家ジャック・ヒギンズ(ハリー・パターソン名義)『ウインザー公掠奪』を読んでいたら、ポルトガル郊外の別荘で遠くのレストランからファドが聞こえてくるなんて場面がありまして、全く詳しくはないけれど、ポルトガルを少しだけ勉強することにしました。
 ファド(ポルトガル語: fado [ˈfaðu])は、ポルトガルに生まれた民族歌謡で、運命、または宿命の意だそうです。ファドの女王、女優のアマリア・ロドリゲスで『コインブラ』(邦題ポルトガルの四月)。コインブラは大学で有名で、中世にはポルトガルの首都だった。歌の中にあるイネスというのはそのころの王の愛妾で、処刑された女性だという。
 しかし私が、ポルトガルで連想するのは、カステラ、テンプラ、鯵の開き、マカオくらいのものですので、マカオ(旧ポルトガル領)→『怪傑ハリマオ』のテーマに行ってみます。1960~61年(昭和35〜36年日本テレビ)作詞:加藤省吾、作曲:小川寛興(おがわひろおき)、歌:三橋美智也。
 ポルトガルのことは、北杜夫『どくとるマンボウ航海記』、檀一雄『美味放浪記』にも登場します。いつか行ってみたい国です。
 ファドに戻りますが、どうも日本人の琴線に触れるような気がします。ちあきなおみさんもファドが好きだったそうで、彼女の涙々の『霧笛』の元歌『難船』をアメリア・ロドリゲスで。
 続いてこれもロドリゲスの大ヒット曲、『暗いはしけ』banco de negro 。
 最後は、旧ポルトガル領のブラジル。同じ言葉を喋っても音楽の傾向は全く違いますね。セルジオ・メンデスとブラジル'66『マシュケナダ』で陽気に終わります。お時間ございましたらどうぞお聞き下さい。
 レディオBINGO FM77.7MHz 金曜19:30~20:00『溝入敬三の音楽定食』、インターネットでは、レディオBINGOホームページから「サイマルラジオ」をクリックして頂ければ世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは、世界のアイドル、花粉症の女王は卒業したと言う大戸綾加さん。
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by Keizo-MIZOIRI | 2017-03-30 13:02 | NEWZ
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