溝入敬三コントラバス劇場

稲垣足穂宇宙

 ピアニストの大須賀かおりの依頼でmmm...というグループの復興支援活動のためのピアノソロ曲を書いた。

"A TWILIGHT EPISODE"稲垣足穂『一千一秒物語』より

 これがタイトル。例によって私の語り物音楽シリーズで、つまり演奏しながら喋る。演奏時間2分30秒。7月20日このプロジェクトのために、スタジオ246で録音した。いわゆる弾き語りは歌うのだけれど、同時に喋るとなるとこれは大変なのだ。大須賀かおりさんは大健闘してくれおかげで素晴らしい結果になった。これは、近日中にネットで聞くことができる。

http://ememem3dots.com/

 このA TWILIGHT EPISODEというストーリーは、素敵な足穂ワールドなのだけれど、3・11を経た現在、違った風に読めるかもしれない。機械仕掛けの蛾は、象徴的だ。

 ただし日本では忌み嫌われる蛾だけれど、独仏語では蝶も蛾も同じ単語だそうだ。パピヨンのたぐい。区別するためには、昼を頭につけて蝶のこと、夜をつけて蛾を指すことになる。どちらもきれいな鱗翅目なのだ。ヘッセ『少年の日の思い出』の中で少年が盗むのは、友人の持つ美しい蛾の標本である。クジュアクヤママユというのだけれど、確かに迫力のある美しさだ。
 こんなことを書いているけれど、ソーラー発電で作った電機も、原発の電機もどちらも同じ電気だ、とかそういった意味では決してないので悪しからず。純粋に昆虫の話。
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by Keizo-MIZOIRI | 2012-07-22 12:07 | 音楽
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