溝入敬三コントラバス劇場

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都筑道子さん

 若いコントラバス奏者、都筑道子さんが、肝臓癌と骨髄性異形成症候群による急性心不全で、昨日の朝、2008年1月29日午前9時30分、お亡くなりになりました。享年44歳とのこと。


都筑道子さん Tsuzuku,Michiko

 桐朋学園大学音楽学部卒業。 1992年タングルウッド音楽祭にフェローシップとして参加。
 94年文化庁派遣芸術家在外研修員として渡米、ボストン大学大学院修士課程を優秀賞で修了。
 堤俊作、小野崎充、西田直文、ゲイリー・カー、エドウィン・バーカー諸氏に師事。
カザルスホール10周年記念ガラコンサート、水戸室内管弦楽団欧州公演、
ゲイリー・カー&ニッポン・ベース・バンド、オペラシアターこんにゃく座等に参加。
 定期的にサイトウ・キネン・オーケストラ、ロイヤルチェンバーオーケストラ、
ドイツ・バッハゾリステン、東京のオペラの森に参加。 室内楽では小林道夫、クロード・フランク、白尾偕子、白尾隆、和波孝禧諸氏、安田弦楽四重奏団等と共演。 ソロではオーケストラと協演、カワイミュージックショップ青山主催、ルネこだいら主催サロンコンサート等に出演。
04年音楽之友社刊『バンドジャーナル』の“ワンポイントレッスン”を連載。
 06年ソロCD 『Sweet & Low』 をリリース。
国立音楽大学附属音楽高等学校、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。 


 道子さんには、作曲家/松平頼暁さんの古希の会に、数年前桐朋学園のアンサンブルグループとして参加して頂き、松平さんのアンサンブル曲や、拙作のCb Duoの小品を私と共演して下さいました。拙作は、短い曲でしたが、一生懸命に力強く、演奏して下さったのを覚えています。
 一昨年、ソロのCDをリリースしたばかりでした。トム・ジョンソン『失敗』を自分の訳で日本語で録音するにあたり、私が作曲家と連絡を取りしました。作曲家自身も彼女の演奏を大変気に入っていました。それは以下で試聴もできます。
http://www.navi-co.com/shop/goods/NACD-2202.htm
ご冥福をお祈りします。

葬儀の日程は以下だそうです。
--------------------------------------------------
通  夜  2月1日(金) 18:00〜19:00
告別式  2月2日(土) 12:00〜13:00

式  場  東福寺むさしの斎場
     (国分寺市恋ヶ窪1-39-5  TEL 042-321-1046)
     JR中央線・武蔵野線 西国分寺駅北口下車3分
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by keizo-mizoiri | 2008-01-30 13:16 | NEWZ

KEIZO in 外苑前

来週、外苑前Z.imagineに出ます。居心地の良いライヴハウスです。大きな固まりから削ってくれる生ハムと、これも大きな固まりから削るチーズが絶品で、しかも安い。
以前、お琴の山本亜美さんのデュオために書いた『夢からさめた猫からさめた夢』をコントラバスとピアノとのデュオに改訂して初演します。自分でも演奏してみたかったものですから。
ふっふっふ、ちょっと怪しげな雰囲気で、不思議の世界に引きずり込んであげましょう。

2008年1月30日(水)7時30分開演 外苑前Z.imagine ¥2,500(1ドリンク付)
地下鉄銀座線2番出口ファーストキッチン地下
03-3796-6757

演奏予定曲

J.S.Bach 無伴奏チェロ組曲第一番より
J.S.Bach G線上のアリア
J.S.Bach ガンバソナタ第三番より El-bass&pf
I.Stravinsky タンゴ
KEIZO『音のイソップ』
KEIZO『怪盗キクノロと名探偵アキチくん』
KEIZO『猫に小判』cb&ob
KEIZO『夢からさめた猫からさめた夢』pf & cb version初演
他 

出演

浅井道子(ピアノ)
溝入由美子(オーボエ)
KEIZO(コントラバス、エレキベース)
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by keizo-mizoiri | 2008-01-26 23:13 | 演奏予定

福山城

 今月の20日頃、久し振りの雪に覆われた福山に居ました。僕は、このあたりで生まれ、高校までここに住んでいたのですけど。
 福山といっても知らない人は多いはず。それ富山県、福島県?などと言われるのは珍しくもない。西隣の尾道、東方面の倉敷に挟まれていても知名度では、かなり劣る。「鞆の浦」(瀬戸内海国立公園)があるというのに。平安時代から栄えていた万葉集に詠われた古い港町、鞆です。現在は、遺跡や古い寺の残るひなびた漁師町ですが、僕は、大好きですね。今回は行くことができなかったのですが、実家から車で15分なのに、あそこに付いては、またそのうちに書きましょう。そうそう、あの宮崎駿さんが気に入って二ヶ月間も自炊しながら滞在し、きっと道端に店を出している、あのおばちゃんから取れ立ての魚を買って食べていたのでしょう、ぐるぐるお腹が鳴りますが、そうして今夏公開される「崖の上のポニョ」の構想を練ったそうですぞ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/鞆の浦

 さて福山、山陽本線で旅したことの有る人、特に新幹線なら高架線路を使っているから一目瞭然、駅の目の前の大きな福山城で印象に残っているに違いありません。
 ちょっと調べてみました。水野勝成によって1619年(元和5年)築城。明治になってから廃城を申し付けられ、多くの建物を壊したそうです。そうして昭和20年8月福山大空襲で天守閣等を焼かれてしまいます。現在の天守閣は、1966年の復刻で、中は博物館になっています。天守まで登ることができ、福山の街を見渡すことができます。
 えーとまあ空襲は、しようがないにしても、廃城というのは、現在からは想像しにくい。友人の中国人作曲家が「中国では、政権が変わるとたびに、街を破壊するけれど、まあそれは日本でも同じだと思うけれど・・・」と話しだしたことがあって、「いや、日本は文化的遺産は大事にし、決して壊さない」などと主張したのですが、まいったなあ。無血革命と言われる明治維新も、むちゃしていたんですね。そして、大正、昭和の初め頃までに、お堀を全て埋めてしまったようです。
 なんでこんなことをだらだら書いているかというと、駅を降りたとたん正面の駅前広場やロータリーが大工事中だったからなのです。地下に送迎用広場を作ろうと掘り返したら、お堀の石垣やらが出て来て、大騒ぎ、市によると黒船以来の大事だそうで、これを復刻して、格調高い駅前広場を作るのだそうです。
 しかし、たかだか大正時代から昭和初期のことみたいですよ。外堀を埋めたのは。発掘された陶器、なんて写真は、どこでも売っている安物の古道具に見えます。百年もたっていないんだから。そんなことも調べないで、掘り返したの?っていうか政治やっているのかね。じいちゃんにでも聞けば教えてくれたろうに。掘れば、あるに決まってるじゃないの。こないだ埋めたんだから。
 僕が、子供の頃の駅前は、噴水がある小さな公園と、バス停でしたが、それからだって行き当たりでどれだけ掘ったり、埋めたりしていることか、やれやれ。
 1891年(明治24年)に福山駅営業開始だそうですので、その頃にすでに線路や駅の下のお堀は埋められていたのでしょうね。(今回の発掘は、もっと新しい外堀です)文化遺産だとも思わずに。しかし、完成予想図や、お城の地図を見ると分かりますが、国鉄線路(現JR)がどっかーんと城内を横切っております。明治時代、いくらでも土地はあったろうに、おっそろしいことをやったものです。そしてその事実を強調するような、お堀復活です。

"OH,NO! UGLY!"
これを福山地方では「いなげな!」もっと汚いと「いびしい!」そして、みっともない「ふうが、わりー!」と言います。

 もともと知っていたから、調査して開発する、みたいな様子にも見えますが、僕が聞いた話では、そうではなかったようですぞ。でも、しようがないですよね。もう発掘しちゃったのだから、壊す訳にはいかず。線路も駅も、駅前商店街もとっぱらって、城下を復刻なんてできる訳も無く。少しでも、昔の面影でも復活させて、観光資源にでもしなくちゃ。でも、今や、文化の香りの薄い福山だからなあ。

 一応、下も覗いてみて下さい。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Momiji/9800/haku.htm
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by keizo-mizoiri | 2008-01-24 16:55 |

下北沢レディジェーン

 久し振りに下北沢の老舗ライヴハウス、故松田優作が愛した店としても有名なレディジェーンへ出演します。一昨年八月、弾き語り『碑(いしぶみ)』の大作を初演して以来。あの時は重いテーマでした。
今回は通常の?何が通常だかしれませんが、KEIZOコントラバス劇場仕様ライヴの予定。

一月十九日(土曜日) 午後七時半開演 ¥2,700+ドリンク
『猫に小判』(cb & ob version)
『ラ・クンパルシータ』

出演 溝入由美子(オーボエ、篳篥) KEIZO(cb,e-bass)

BOOZE&JAZZ LADY JANE
03-3412-3947
http://www21.ocn.ne.jp/~bigtory/
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by keizo-mizoiri | 2008-01-17 17:36 | 演奏予定

【悲しい酒】顛末記

 かねてよりお知らせの碌寿会は、11時30分から食事会で、KEIZO DUO出番は午後1時と聞き、その前にセッテイングしておかなければと、早すぎるのを承知で午前10時前、近所のコンビニで鍵を借りて永田北第六町内会館へ車で搬入。アンプやマイクもあるしね。そうしたら、もう、門は開いており、ドアを開けるとポップコーンの香ばしい香りが一階まで漂い、のみならず大変なにぎわい! すでに、会員が集まって弁当やらお菓子やら並べ始めてテンションが上がっていたのでした。いったい何時から集まっていたのかしらん? 部屋は暖房、だけでもないぞ、で熱気ムンムン。私は、音響チェック程度で下着もびしょびしょ。
「寒かったから28度に設定したの。」
ええ若いもんには苦行ですわ。実はすでに若くもなくて、もうすぐ入会なんですけどね。
(ちなみに碌寿会は、六寿会が正解で、殆ど六十会そのまんまのネーミング。六十以上が加入許可される会でした。でも碌寿会のほうがおしゃれだぞ。)
 とにかくセットして、一度うちに帰って、昼を食べて、髪の毛もセットしてばっちり着替えて、宴会場の障子をがらりと開けたのでした。長い演奏歴のうちでも座敷で演奏したのは今回が初めてでしたが。
 おかきとビールの香り充満。崎陽軒の高級弁当の包み紙が見える。
「あーら、道で会う時と全然違うじゃないの」ほっといてくれ。

演奏曲

「いつも何度でも」千と千尋の物語より 木村弓/作曲 覚和歌子/作詞
「悲しい酒」古賀政男
「猫に小判」KEIZO cb & ob version
「ラ・クンパルシータ」M.ロドリゲス
「スター・ダスト」H.カーマイケル
「星に願いを」ディズニー
「見上げてごらん夜の星を」いずみたく

「猫に小判」のシャレの反応がかなり遅れるのはしょうがないにしても、後で母に尋くと、いや自分の回りは先に笑っていたそうだが、満場のおじいちゃん、おばあちゃん、かなり喜んで下さいました、と思います。
「ラ・クンパルシータ」なんぞは、さすが熟年、タンゴのステップを思い浮かべ、自分の踊る姿を重ねながら聴いた、という人も何人もいらっしゃいました。会長はダンスの先生をしていたのでした。
「俺はね、おもいっきり首を振れっ、て教えるんだよね。飛んでったら後で俺が拾って来てやるからって。」
あなどれませんぞ、じっさま。
「前の会長は、いい人だったんだけど去年突然死んでね。あの人が美しき未亡人。70前に旦那が死ぬのは良いねえ。これからだよ。」
結構怖いぞ、じっさま、ばっさま。
 後のカラオケ大会もきつい。
「あらちょっと高くなったわね。」音程のチェックも鋭い。この方々は月に二回も、この宴会場でカラオケ大会を開催しているのだ。しかしなんでうちの母が、近所のお米屋さんのご主人と「銀座の恋の物語」をデュエットしてんの? 父は、腰痛がひどく、最近は外に殆ど出ないのですが、今回は、出席するのみならずKEIZO DUOの出演要請をした手前、鎮痛剤を飲んで座っておりました。しかし調子に乗って飲み過ぎ! 
「こんなことはないんだよ、久し振りに飲んだ。」と千鳥足で帰りました。きっと明日は、寝込むことでしょう。

(文中の父母は、ワイフ方の父母、My mother and father in low です。)
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by keizo-mizoiri | 2008-01-16 21:40 | 音楽

【論語】

「師曰く、ドにも曰かせてみろ。ド曰く、へっへっへ、いわいて良いんですかい? ちょっっちょっと待て、それは結わくじゃ」
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by keizo-mizoiri | 2008-01-15 12:07 | こんなことが

【悲しい酒】その1

 うちの町内会では、とうのたった年長者が町内会館に毎月集る親睦の会「禄寿会」というのがありまして、今月16日、私ども夫婦が出演することになりました。禄寿を逆から読むとジュロク、で毎月16日に開催だそうです。逆から読む根拠は知りませんけど年寄りの考えることですから計り知れない。
 父は今まで、俺は年寄りじゃあねえぞ、という振りをして、「禄寿会」に、そっぽを向いていたのに、何を思ったか、今回初めて出席すると言い始め、勝手にすりゃあ良いのに、誰も止めないよ、しかしどうしてもお祭り男、鳴り物入りで華々しくやりたいらしいのです。先日、母の誕生日のホームパーティーに、私とワイフのデュオでもって演奏してあげたもんだから、俺も俺もと調子に乗っているようです。
 これまでも、ワイフ(オーボエ族、たまに篳篥)とコントラバスのデュオは、フランスやアメリカでもやってきたから、ちょっと自慢している、レパトリーは多い。シリアスな現代音楽以外にも、ライヴハウス用、アンコール用の軽い曲もたくさん編曲、作曲しているので、さて、お父様お題は?と尋ねると「悲しい酒」を、ですって。
 大量の年寄りが町内会のあちこちから、よぼよぼぞろぞろ湧いて来て、町内会館の二階の畳敷き大宴会場にべったり座る。殆ど場末の温泉です。お茶やお酒をずるずるすすりながら、涎たらしながら、焼き鳥のタレを口の回りにべったり付けて、「ハナちゃん、わしは昔からあんたのことを・・・」「あたしだってタケゾーさん・・・」「ふがふが」(入れ歯がはずれた)って騒ごうってんなら、そりゃあ、「楽しい酒」でしょうに。

to be continued.
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by keizo-mizoiri | 2008-01-10 13:14 | 音楽

佐原という町へ行って来ました

 千葉県の佐原という町へ行って来ました。東関東自動車道「佐原香取」で降りて左に曲がりそのまま道なりに直進。「地図の町」という看板が目に入りますが、いったい何のことかと思うと、ここは伊能忠敬ゆかりの土地らしい。記念館もあります。途中にある香取神社は初詣で大変にぎわっておりましたので、ちょっとお参りをと思いましたが、駐車場へは長蛇の列でしたのでパス。それから10分程運転しますと、佐原の古い町並みに入りまして、趣のある土産物屋や旅館、こじんまりとした川には船も浮かんで、ちょっと倉敷を思わせます。そして忠孝橋を越えますと、目指す「ギャラリー卯兵衛」に到着です。
 ここはジャズのライヴを定期的に続けていらっしゃる、かなり面白い空間です。客席は贅沢に、立派な材木を使い放題。居心地が良さそう。おつまみセットやケーキも付いて来る演奏会なのです。四時開演なのですが、三時の開場から続々と馴染みのお客様がいらっしゃいまして、いい感じです。

演奏した曲

「オータム・リーヴス」他
「イパネマの娘」カルロス・ジョビン
「カフェ1930」ピアソラ
「ブエノスアイレスの冬」ピアソラ

休憩

「ナラヤマ」日野皓正
「ツィゴイネルワイゼン」サラサーテ
「交響曲第二番より」ラフマニノフ
「怪盗キクノロと名探偵アキチくん」KEIZO
「G線上のアリア」バッハ

演奏者

金澤秀明(ジャズベース)
溝入敬三(クラシック?コントラバス)
石井彰(ピアノ)

 お聴きになったお客様には福が来まして、素晴らしい一年になることでしょう。聴けなかった人はお気の毒、またいつかね。
 お土産で頂戴した「おかき」最高に美味しかったです。佐原の皆様ありがとうございました。

「ギャラリー卯兵衛」http://uhee.org/index.html
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by keizo-mizoiri | 2008-01-07 11:46 | 音楽

ライヴスケジュール

ライブスケジュール

出 演 者金澤英明(b)・溝入敬三(cb)・石井 彰(pf)
2008年1月6日開場 : 午後3時 / 開演 : 午後4時

詳 細期日2008年1月6日(日)
開場午後3時
開演午後4時
チャージ料金¥4,500 (1ドリンク+ケーキ or おつまみセット付)
お問い合わせ先ギャラリー卯兵衛 0478−52−4515
出演者 金澤英明・溝入敬三・石井彰
http://uhee.org/live/image/20080106.jpg
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by Keizo-MIZOIRI | 2008-01-02 16:13 | 演奏予定



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