溝入敬三コントラバス劇場

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ばらのまちから〜フィンランド〜バルセロナ

 本日のFMミゾテイはフィンランドから始めるつもりだったのだけれど、7月1日に初演した『ばらのまちから』(福山市市制施行100周年記念曲)の録音が届いたので、先ずは少しだけお聞かせしましょう。録音はひどいけれど、良い演奏です。思わず、オヤジの目にも涙。
 さてそれから北欧フィンランド。首都ヘルシンキから北東に60キロ、ロシアとの国境に近い小さな町、クフモでの音楽祭の思い出。私は、1989年7月14日から2週間、クフモ室内楽フェスティバルに招待され演奏しました。森と湖に囲まれ、街中にも信号機が1つしかないところですが、この季節になると毎年5万人もの人々が音楽祭を聴きに訪れます。白夜が美しく、夜を徹しての音楽三昧。
 先ずは、シベリウス『カレリア組曲』よりマーチで雰囲気を出しましょう。実は、そこで偶然出会い、一緒に演奏もしたピアニスト、スペインはバルセロナのアントニ・ベセスさんから、つい最近メールが届きまして、話しはそちらへ流れます。彼は、バッハの解釈者としても有名ですが、なんといってもスペイン音楽のオーソリティ。そこで彼の数多いCDの中から、スペイン現代の作曲家、エスプラの『ソナタ・エスパニョーラ〜ショパンの思い出に』。
 そしてバルセロナといえば、私はサッカーのリーガ・エスパニョーラでメッシですが、芸術的に見ればピカソ、ガウディ、カザルス、フラメンコ・・・ということでカザルスの古いレコードから、グラナドス『スペイン舞曲第5番 アンダルーサ』。これはスペイン映画『エル・スール(南)』で使われていました。元はピアノ曲。ビクトル・エリーセ監督いいですよね、『ミツバチのささやき』も素晴らしい。実は私、その代表作と言われている二つしか見ていない。フランケンシュタインの映画が挿入されていたのは、これだっけ?
 そして定番の、ターレガ『アルハンブラの思い出』をギターの巨匠セゴビアで。
 番組の最後は、やはり映画『エル・スール』ではギターソロだったから、再び『アンダルーサ』をセゴビアで。
 しかしその、アントニ・ベシェスが、バルセロナから来日するって言うんだよね。福山に足を伸ばして演奏を聞かせて欲しいなあ。
 毎週金曜日19時30分から30分間はレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』FM 77.7MHz 。インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。アシスタントの大戸綾加さんもパエリア食べた気分になるかな?
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by Keizo-MIZOIRI | 2016-07-15 12:28 | NEWZ

脳外科病院へ行ったについての放送

 7月8日FMミゾテイ生放送のテーマは"MRI" 、マサチューセッツ工科大学じゃありませんよ。
 実は、この数日、右手と右足が寝違えたようにしびれておりまして、普段なら起きて少しすれば直るのに、夜になっても嫌な感じなのです。私の家族が数日前に脳梗塞から生還して来たばかりなのもあり、怖くてしようがなく、気合いを出して、月曜日、脳外科へ行きました。即入院も考え、パソコンやら、ひげ剃りやらまでリュックに入れて行きました。即、MRIのトンネルへ入れられまして・・・まあ、こんな文章を書いているくらいですから、脳にはさしたる問題はなかったのです。
 原因は他にあるのでしょうが、何例相応の疲れとか凝りとか・・・まあとりあえず脳みそ内でなく良かったのですが、私は、転んでも只では起きませんので、その顛末を音楽番組にしてみようと思います。
 不安の状態は、分りやすくシューベルト『未完成』から。MRIへ入ってからの騒音をどの曲で表すか? ジョン・ケージもあります、スティーブ・ライヒもあります。やはりチベットの音楽も使おうかな。なんて怪しい番組、どうぞお楽しみに。
 毎週金曜日19時30分から30分間はレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』FM 77.7MHz 。インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。アシスタントの大戸綾加さんも楽しんでくださるでしょうか?

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by Keizo-MIZOIRI | 2016-07-06 16:01 | NEWZ

笠置シズコ特集

 6月24日(金)夜7時半からのミゾテイは、先々週の『東京ブギウギ』に続き笠置シズコさんの特集をやります。1914年(大正3年)〜1985年(昭和60年)波瀾万丈の生涯でしたが、前半は、ブギブギの女王! 昭和32年に歌手を引退してからは、家でも鼻歌一つ歌わなかったそうです。もったいない。しかし女優として映画やTVで大活躍。また、TV『家族そろって歌合戦』の審査委員、カネヨ石鹸の台所用クレンザー「カネヨ」コマーシャルのお掃除おばちゃんとしても有名でしたね。素晴らしい歌手だったことを知らない、残念な人も多いかも知れません。
 1曲目は、デヴュー曲『ラッパと娘』。服部良一によれば、「素晴らしい歌手だというが、ガリ細の貧相な女の子が現れ、大丈夫か?と心配したが、一声聞いたらあまりの素晴らしさに驚いた」。この迫力、ぶっ飛びます!
 そしてお馴染みの『買い物ブギー』(ブギでなくブギーが正式名称だそうです)。広島県、現在の福山市東村町の我が家は、遥かに瀬戸内海を見下ろす山の上の辺鄙な所でしたが、蓄音機とこんなSPレコードが一杯ありました。両親が若い頃、レコード店に勤めていたおかげ。歌詞は、現在では差別語とされる言葉も多いのでだいじょうぶかしらん?
 そして黒澤明『酔いどれ天使』の中の『ジャングルブギー』。ヒョウ柄ミニスカートでのアクティヴなステージは大変印象に残っていますね。私は以前から、この歌詞がダサいと思っていたのですが、調べてみたら監督の作でした。なるほどね。さてこの曲は、デューク・エリントン楽団のジャングルサウンドからの影響大と思われるので、続けるのはデューク・エリントン楽団『キャラバン』。これはベンチャーズで知った人も多いと思います。私もそう。しかしベンチャーズの他の曲は、ギターで真似できるのに、これはえらい難しかった記憶がある。カヴァーだったのか、と大きくなって知り、こちらもなるほどね。
 次は、作詞サトー・ハチロー、作曲はもちろん服部良一『ザクザク娘』。
 最後にお送りするのは、ディジー・ガレスピー『ソルト・ピーナッツ』ガレスピーの歌声も聞けます。自分で言うのもなにでありますが、なかなかきれいな構成でまとまりました。どうぞお楽しみに。
 毎週金曜日19時30分から30分間はレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』FM 77.7MHz 。インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは、ブギウギを聞いて足を踏みならす、乗りの良い大戸綾加さん。
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by Keizo-MIZOIRI | 2016-06-23 22:59 | NEWZ

酒と音楽の日々

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 今週の金曜ミゾテイは『酒と音楽の日々』。先週『アラビヤの唄』などお聞かせした二村定一さん再登場。1曲目は、『ステイン・ソング』。ステインとは陶器のビヤマグのこと。1931年録音。
 次は、ザ・フォーク・クルセダーズのデヴュー曲『帰って来たヨッパライ』。この曲の為にCDを買ってしまった。別にこの曲が好きという訳でもないのだけれど、番組的には、この曲があった方が面白そうだから。こんな調子で、散財が散財を呼ぶので、散々である。
 それからは、シャンソンの『スーダラ節』とか色々やりまして、北原白秋作詞、橋本国彦作曲という由緒正しい酒の唄『ころがせころがせビール樽』を経まして、最後に、セロニアス・モンク『ストレイト・ノー・チェイサー』にたどり着く。「水なんかいらねえ、男の酒をストレイトでくんな!」「何言ってんの、女の酒よ!」とにかく素晴らしい締めであります。
 毎週金曜日19時30分から30分間はレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』FM 77.7MHz 。インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは、お酒なんか嫌いよとクールに見守る大戸綾加さん。
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by Keizo-MIZOIRI | 2016-06-15 21:23 | NEWZ

浅草大特集

 今週の金曜日10日夜7時半からのミゾテイは『浅草』。現在は国際的にも大賑わいの浅草だが、昭和初期から浅草オペラ、花屋敷などなどで大変面白かったらしい。
 先ずは、ジャズ歌手、ボードビリアンの先駆け、二村定一『浅草行進曲』。そして彼の大ヒット曲『アラビヤの唄』。これは、私幼少の頃、東村の山頂の我が家で蓄音機とSPレコードで度々聞きました。小学生の頃は、えらい不思議な音楽が気になっていたけれど、だみ声の唄はあんまり好きではなかったんだ。今聞くと、こういう歌い方もあるなと思う。それから、あの『茶目子の一日』でおなじみの作詞作曲家、プロデューサーの佐々紅華(さっさこうか)による『お伽歌劇・浅草遊覧』は、高井ルビーと二村定一。日本オペラの原型ですね。それから一気に現代に来ますが上々颱風『メトロに乗って浅草へ』。締めはやっぱり笠置シズコ『東京ブギウギ』でウキウキ! あがた森魚の『電気ブラン』なんてのもあったんだけど時間が足りないのでまたいつか。
 毎週金曜日19時30分から30分間はレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』FM 77.7MHz 。インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは何時もクールに見守る大戸綾加さん。
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by Keizo-MIZOIRI | 2016-06-08 19:52 | NEWZ

大殺界?

 ある説によると今年、私は大殺界というものに突入しているらしい。この5月が特に酷かった。ある駐車場で軽トラックにぶつけられたのを始めとして、家族の病気、トゥクトゥクが2度に渡って道路上で止まる、その時に家や自転車の鍵を紛失・・・ちょっとばかり忙しいのも原因の一つかも知らんが、もう勘弁して欲しいって感じ。これが今年一年続くのでしょうか?
 気分を変える為に、コナミのエアロバイクを買いました。これなら読書しながら自転車がこげる。健康で、不吉な占いなんか吹っ飛ばします!
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by Keizo-MIZOIRI | 2016-06-03 14:48 | NEWZ

ダダイスム誕生百周年

 中原中也記念館では、ダダイスム誕生100周年にちなみ、『DADAツァラそして中也』企画展を7月24日まで開催中です。
 ダダイスムは、既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊の思想を大きな特徴とするらしいのですが、体制の方がアナーキーになっている現代では、最も流行らない思想、運動でしょうかね。
 今週のミゾテイ6月3日夜7時半はトリスタン・ツァラによる詩の朗読の貴重な録音から始めます。続いてはアントニオ・ルッソロの騒音機械入りの『コラール』。大きな機械がSF的で面白すぎ。私がこの超レアLPレコードを持っているのは奇跡的ですぞ。
 次は、おかしな政治家どもや世の中をどやし続けた忌野清志郎登場。これもある種のダダかな? アルバム「タイマーズ」から『争いの河』。アルバムタイトルの意味は、「大麻〜ず」です。沢田研二の当時人気バンド「タイガース」にも掛けてある。
 そしてチャールス・ミンガス『道化師』から、『ハイチの戦いの歌』。「偏見、迫害、不平等のことを思わないで演奏することはできない。」(ミンガス)
 締めは、三木鶏郎、榎本健一による『無茶坊弁慶(武器ウギ)』。反骨精神の芸術家の数々! 負けられんぞ!
 
  毎週金曜日19時30分から30分間はレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』FM 77.7MHz 。インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは何時も素敵な大戸綾加さん。
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by Keizo-MIZOIRI | 2016-06-03 14:46 | NEWZ

ヤドランカ〜ヴィソーツキイ

 今週の金曜日ミゾテイは、今月初め65歳でお亡くなりになったヤドランカ・ストヤコヴィッチさんから始めます。旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)の国民的歌手。92年には日本滞在中にボスニア紛争が起こり、帰国できず、それからは東京を中心に活動されました。2011年の震災以後はボスニアに戻って居られたそうです。
 先ずは、サラエボ・オリンピックの時に作った『あなたはどこに』、『ベイビー・ユニヴァース』。
 そしてドヴォルジャーク『わが母の教えたまいし歌』をカザルスのチェロで、バルトーク『6つのルーマニア舞曲』をヨーゼフ・シゲティのヴァイオリンで、それからドヴォルジャーク『スラブ舞曲第10番』をチェコフィル、ヴァーツラフ・ノイマンなんてちょっと民族色濃いクラシック音楽を聞いて頂いた後に、ソヴィエト時代、伝説の俳優・歌手ウラジーミル・ヴィソーツキの魂の歌です。『大地の歌』! 当時の弾圧の厳しさは想像もできませんが、そんな時代だったからこそ?彼のエネルギーは、超ど級です。

 毎週金曜日19時30分から30分間はレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』FM 77.7MHz 。インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは何時も大人な大戸綾加さん。
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by Keizo-MIZOIRI | 2016-05-26 07:37 | NEWZ

バラ色の人生

 毎週金曜日19時30分から30分間はレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』FM 77.7MHz 。インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは何時も冷静沈着な大戸綾加さん。
 さて今週は『バラ色の人生』と題しまして、伝説のシャンソン歌手・エディット・ピアフを中心にお聞き頂きます。『バラ色の人生』『街に歌が流れていた』『パダン・・・パダン』など。
 そして今週もスタジオに居残るのは、ラヴリー・あかね。映画『見えないから見えたもの』挿入歌『点字のラヴレター』(歌・せお あかね)を全コーラスお聞き頂きます。これは5月15日神辺文化会館小ホールにおけるリサイタルでも歌われます。
 バラの咲き誇るこの季節、皆様のお耳に美しい歌声が届きますように。
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by Keizo-MIZOIRI | 2016-05-05 11:07 | NEWZ

サティ生誕150年特集

 今週のミゾテイは生誕150年にちなんで『サティの音楽』。
 1866年5月17日が誕生日だそうですから、その頃まで少しずつかけます。私の持つLPレコードにジャック・フェブリエ&ジョージ・オリックの『サティのピアノ音楽』というのがありまして、これは知る人ぞ知る名演、しかも珍品。現在もなかなか入手困難であろうと思います。これよりレコード針ノイズの彼方から、『グノシエンヌ第1番』『ジムノペディ第1番』『ひからびた胎児』など、また他のLPより管弦楽曲『パラード』などお聞き頂きます。
 40年前、私の学生時代は、やっとサティが世の中に知られるようになり始めでした。故・秋山邦晴さん(音楽評論家)の功績大。しかし今もまだ認知度が高いとは言えませんね。贋作はTVなどで満ち溢れておりますが。また演奏も、技術的にさほど難しくはないが為もありましょう、ハッタリ素人芸も多いように思います。どうぞ本物をご期待下さい。
 毎週金曜日19時30分から30分間はレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』FM 77.7MHz 。インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは何時も冷静沈着な大戸綾加さん。
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by Keizo-MIZOIRI | 2016-04-20 12:36 | NEWZ



コントラバス、音楽、その周辺のことなど