溝入敬三コントラバス劇場

サローヤンと音楽

2017/07/14金曜日のFMミゾテイは『サローヤンと音楽』です。

小説家・劇作家ウィリアム・サローヤン(William Saroyan、1908年8月31日 - 1981年5月18日アメリカ)は、トルコ東部から1905年にアメリカへ移住したアルメニア人の末子としてカリフォルニア州のフレズノに生まれる。

『美しい白い馬の夏』
“The Summer of the Beautiful White Horse”~My Name is Aram
「私は9歳で、世界が考えうる限りの素晴しさに満ち、人生が未だに楽しさと神秘的な夢だった古き良きある日のこと、僕以外の誰もが頭がおかしいと思っているいとこのムーラッドが朝の4時に僕の家にやってきて、僕の部屋の窓を叩いて起こした。・・・
 いとこのムーラッドは、美しい白い馬にまたがっていた。僕は首を窓から出して目をこすった。そうだよ、彼はアルメニア語で言った。馬だよ。夢じゃないんだ。乗りたいんだったら早くしろよ。・・・」

ジャン・マルティノン指揮、フランス国立放送管弦楽団
オネゲル 『夏の牧歌』

これは、私の勝手な選曲ですが、この短編にぴったりですね。もしも映画にするならこのシーンはこれでしょう。

『いとしいおまえ』“Dear Baby”
「男は初めから終わりまで、すべてを思い出していた。その真ん中に彼女がいた。・・・そしてリングで頭がかすんできたときにするように、頭を振った。・・・
 男は微笑んでベッドに腰掛けたが、またすぐ立ち上がると、電蓄に近づいてスイッチを入れ、針をレコードに下ろした。・・・
 二人の歌、それは、ジャン・シベリウスの作品『クリスチャン王』の中の『エレジー』だった。・・・」

シベリウス 『エレジー』
ピエタリ・インキネン指揮、ニュージーランド交響楽団

サローヤンはシベリウスが好きなようだ。『空中ブランコにのった若もの』にも作曲家の名前が登場する。

次はアルメニア繋がりで。アラム・イリイチ・ハチャトゥリアン (1903年5月24日、グレゴリオ暦6月6日- 1978年5月1日)は、旧ソビエト連邦の作曲家、指揮者。グルジア(現在のジョージア)のティフリス(トビリシ)でアルメニア人の家庭に生まれた。

ハチャトリアン バレエ組曲『ガイーヌ』(ガヤネー)
『剣の舞』

ハチャトリアン 組曲『仮面舞踏会』(劇音楽)より『ワルツ』

以上、アレクサンドル・ラザロフ指揮、ボリショイ交響楽団

最後は、スペインのバルセロナの作曲家モンポウの『歌と踊りより 3曲目』。演奏会情報はもちろんバルセロナより初来日のピアニスト、作曲家、アントニ・ベセス。

 レディオBINGO FM77.7MHz 金曜19:30~20:00『溝入敬三の音楽定食』、インターネットでは、レディオBINGOホームページから「サイマルラジオ」をクリックして頂ければ世界中どこでも聞くことができます。アシスタントは、レディオBINGOの夏の牧歌・大戸綾加さん。どうぞお楽しみに。
c0138893_10510009.jpg


[PR]
by Keizo-MIZOIRI | 2017-07-13 10:51 | NEWZ
<< スポーツと遊び アントニ・ベシェス〜スペインの音楽 >>



コントラバス、音楽、その周辺のことなど
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧