溝入敬三コントラバス劇場

アイルランドの音楽

c0138893_10374010.jpg
 今週の『ミゾテイ』1月15日(金)夜7時半は、“アイルランドの音楽”です。デヴィッド・ボウイ追悼は、準備が間に合わなかったので来週になります。まだ今は、ボウイの古いLPを聞き返し、最新作=遺作を聴き、ため息をついているところです。
 さて、北アイルランドのベルファストで育ち、第二次世界大戦中の架空の事件、またアイルランド紛争を元とした冒険小説を得意とするジャック・ヒギンズ、私は大好きです。翻訳されているものほとんどすべてを読んでいると思います。二度三度読み返すものもあります。『鷲は舞い降りた』『死に行く者への祈り』『雨の襲撃者』・・・。これに登場する格好良過ぎる男ども、素敵過ぎるぜレイディーズ、そして黒ビール、アイリッシュウイスキー(やはりブッシュミルズだな)、たまりませんぜ。もちろんパブには音楽も登場するのですよ。
 地元の人が楽しみに演奏し踊っていた音楽を、世界に広めた功労者、先ずはチーフタンズから。映画『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』のテーマなど。そしてベルファスト生まれのロックバンド、U2の有名曲『プライド』。うーん、これがキング牧師暗殺をテーマにしているのですね。1968年4月4日、メンフィスで反対派によって射殺される。ボノ達は若いのに世界中の社会問題にしっかりと目を向けて活動している。いいぞ! そしてここらで、資料を調べていた私は、放送予定日1月15日がキング牧師の誕生日であることに気付き、ゾクッと鳥肌がたったのでした。奇しくもっていうのはいいな。
 次に、この誕生日について歌っている曲にたどり着きました。スティヴィー・ワンダー『HAPPY BIRTHDAY』。えっ、あの? 実はこれ、誕生会でのノーテンキなバックミュージックで使ったら叱られる曲なのですよ。キング牧師(米国の黒人の為に非暴力主義による公民権運動を戦い、最後には暗殺される)の誕生日を国の祝日にしようという歌。こう言った曲が世界中で大ヒットですからね! そのおかげもあるでしょう、1986年以降、誕生日に近い1月の第3月曜日が『マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デイ』という祝日になっているそうです。これが決まった時の大統領は、元西部劇俳優ロナルド・レーガンでしたが、彼がアイルランド移民だったというのは、どうでもいいか。こんな音楽の辿り方、聞き方も面白い。
 毎週金曜日19時30分からのレディオBINGO『溝入敬三の音楽定食』は、FM 77.7MHz 、インターネットではレディオBINGOのホームページからサイマルラジオをクリックして頂ければ、世界中どこでも聞くことができます。
[PR]
by Keizo-MIZOIRI | 2016-01-13 10:36 | NEWZ
<< さようならデヴィッド・ボウイ さようならデヴィッド・ボウイ >>



コントラバス、音楽、その周辺のことなど
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧