溝入敬三コントラバス劇場

琵琶百物語

 昨夜2月19日拙作『琵琶百物語』が美人&実力派琵琶奏者の坂田美子さんによって初演されました。代々木上原のムジカーザは大きなホールではありませんが、木でできた響きの良い空間です。熱心なお客さんで満席。私の席も無いので、階段に座っていました。
 演奏は最高のレベルだし、しかも楽しかったなあ! 現在の格調高い琵琶曲と違い、応仁の乱以降、江戸時代まで有ったという「滑稽琵琶」の路線に沿ったもののようなものをねらったのですが、あの美子さんが妙に笑わそうなどとせずにたんたんとつま弾くと、これが大変面白い。恐ろしく固い聴衆との話でしたが、暖かい空間ができあがりました。美子さんは、琵琶を弾いてきて、生まれて初めてお客様に笑われたと話しておられました。しかし美人で、超絶で、洒脱とくれば、もっともっとブレイクしてもおかしくない! 期待しています。
 テキストは、「聊斎志異」や唐宋、あるいは8世紀中国の怪異小説からの自作翻案ですが、全て琵琶にまつわる話にしました。音は、琵琶(薩摩)というのは、およそ不便な楽器でして、それに無理をさせず、しかも面白い音を考えだすのが大変でしたが、いい感じにできたと思います。楽器も鳴っておりました。私は演奏家だから、楽器が苦しそうなのは嫌なんです。
 あー楽しかった。
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by keizo-mizoiri | 2010-02-20 19:51 | 音楽
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